峠地獄と健脚と虚偽標高とワープ疑惑の迷子の話
秋も過ぎ冬に差し掛かろうとする11月の下旬。この時期は鱈の白子が絶品です。
日本酒と一緒にキューっていくと血糖値が上がって自身の命もキュっていきそうな初ブログデビューのソーイチロウです。
当方は自転車サークルじゃないのか?ってご心配なく。
この写真は11/25に自分初のサイクルイベント 「千葉BOSOライドステージ3」に参加するため、前日に君津市に泊まった時の夕飯です。一応関係はあります。
ではさっそくですが、今回の走ったロードMAPどーん。
距離は96キロ。よゆう よゆう、いつも走る距離以下だ。ガハハ
獲得標高1,412メートル・・・えっ聞いてない。ガハ・・ハ・・
ただ当イベントはご心配なく自身の実力に合わせて
プロと走る超高速チーム
足自慢の高速チーム
ホビーレーサーチーム
のんびりマイペースチーム
の四つに別れております。なお、どのチームにいても1,400メートルは登りますが笑
我らがfirst stepチームの栄えある先鋭は、ギブさん、おからっきょさん、ゆっきーさん、そして自分ソーイチロウです。
我々の選択したチームはホビーレーサーチームです。ホビーだし大丈夫でしょって気持ちでした。
そう、スタートから30分立つまでは・・・
開始早々に鹿野山が牙をむく。距離5キロ。平均勾配4.5。途中でてくる7%を越える激坂。
その後もエイドをはさみながらもしつこくやってくる坂。もちろん平均斜度4%以上でした。
平坦なんて一切合切ありません。平坦番長の自分は無事に戦意喪失。
ただ、ホビーチームだし、沢山アップダウンもあるし、のんびりスピードで登っていくのかなって希望が・・・・そんなことなかった!みんななぜか巡航15キロ以上で登って行くじゃないですか。
えぇ 、ローディ特有の貧足詐欺だこれ!!
自分も千切れたくない一心でペダルを回します。
こんなの仲間のみんなとこの苦痛を共有するしかないじゃないですか。チームで走るとこういうところが嬉しいですよね。
ユッキーさんは・・・噂通りの健脚でぴんぴんされておる。なんで同じスピードで登ったのに息あがってないんでしょうかね。
不思議です。何か不思議な力を使っているに違いない。うちのチーム坂が強い人が多すぎィ。
おからっきょさんはイベント走る前に標高300メートルだし余裕って言って、それ獲得標高と違うことに気づいたらしく、だまされたーって言いながらも全然普通に登ってきておる。
ギブさんは・・・あれ!?いない!?
エイドステーションで待てども待て ども来ない。
インストラクターの無線を盗み聞きをしていると、一名足がつって回収車でワープしているとか。
まさか、ギブさんワープなんて使うような男じゃないはず。
たとえワープを使うにしても坂の下りのみ、それは映画アルマゲドンのブルース・ウイリスのごとくヘルメットを腋に抱えて後光を携えながら激坂の麓、登る手前で待っているはずだ。
なんておからっきょさんと話していると、また無線が入り別のインストラクターさんが道を間違えたと連絡が入りました。
そうなんです、実はそのインストラクターさんとギブさんが走って、道に迷ってしまったらしいです。
間違えた分坂上りが増えたとか。やったね!ギブさん。坂のおかわりだ!
果たして走り終わって、インストラクターさんの話を聞くに本来なら足自慢チームいく実力ある人がホビーレーサーに沢山いて、結果巡行速度が例年より上がってしまったって言ってましたね。
でも、そんなこんなで最後にはチームみんなで合流できて、最高に思い出に残ったイベントでした。